2018年のF1シーズン前テストは8日間の全日程を終了しました。


総合のトップ2は去年同様、フェラーリの2台が独占しました。タイムは1分17秒182で、去年の1分18秒634より1秒4も速いタイムです。今年はサーキットが新路面になっているとは言え、上位勢は伸び代が無くなっていくだろうと毎年のように言われながらも、よく刻んできますね。


レッドブルは、フェラーリから約0.9秒遅れの1分18秒047で4番手タイムとなりました。しかし、そのすぐ0.045秒後方にはルノーワークスが迫っています。


トップ3最後の1チームであるメルセデスは、1分18秒400までで8番手でした。一発のタイムを出しに行く気は全く見えませんでしたが、既にロングランでは圧倒的な速さを見せました。


トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが7日目に記録した1分18秒363がトップタイムとなり、7番手でした。トロロッソとしては去年と同じ順位で、トップとのタイム差も去年とほぼ同じ約1.2秒差でしたが、ホンダに注目すると、去年の17番手からは10番手も上昇しています。トップとのタイム差も約1.5秒短縮し、周回数は10位から3位まで上昇しました。今週は1つのエンジンを使い続け、テスト終了目前でパワーユニットにトラブルが発生しましたが、信頼性がここまで向上したのは大きいですね。


マクラーレンは、ホンダからルノーへのスイッチ後もトラブルが連発。周回数では今年も他から離れた最下位となってしまいました。しかし、8日目のテスト終了直前、アロンソが怒濤のアタックラップで1分17秒784を記録し、3番手に滑り込みました。


さて、肝心の海外F1ファンの反応ですが、テストが終わって記録の吟味が進んでいるのかと思いきや、お祭り終了後の撤収モードの雰囲気で、書き込みは少なめでした。




ドライバーチームタイムタイム差タイヤ周回数
1ライコネンフェラーリ1:17.221HS157
2アロンソマクラーレン1:17.784+0.563HS93
3サインツ Jrルノー1:18.092+0.871HS45
4リカルドレッドブル1:18.327+1.106SS92
5グロージャンハース1:18.412+1.191US181
6ボッタスメルセデス1:18.825+1.604M104
7ハートレートロロッソ1:18.949+1.728HS156
8オコンフォース・インディア1:18.967+1.746HS163
9ルクレールザウバー1:19.118+1.897HS75
10シロトキンウィリアムズ1:19.189+1.968S105
11ハミルトンメルセデス1:19.464+2.243SS97
12ストロールウィリアムズ1:19.954+2.733S27



 順位ドライバーサプライヤー最高速(コントロールライン)
1ボッタスメルセデス295
2オコンメルセデス288.7
3シロトキンメルセデス288.7
4ライコネンフェラーリ288
5ルクレールフェラーリ287.2
6ストロールメルセデス286.4
7サインツ Jrルノー285.7
8ハートレーホンダ285.7
9グロージャンフェラーリ284.9
10アロンソルノー281.2
11ハミルトンメルセデス281.2
12リカルドルノー280.5



 順位ドライバーサプライヤー最高速(スピードトラップ)
1ボッタスメルセデス334.3
2ライコネンフェラーリ329.2
3グロージャンフェラーリ326.2
4ルクレールフェラーリ324.3
5オコンメルセデス323.3
6シロトキンメルセデス320.4
7ストロールメルセデス320.4
8サインツ Jrルノー318.5
9リカルドルノー318.5
10ハートレーホンダ318.5
11アロンソルノー317.6
12ハミルトンメルセデス308.5

引用元:Formula 1 https://goo.gl/WQBGbS



テスト総合結果

順位ドライバーチームタイムタイム差タイヤ周回数
1ベッテルフェラーリ1:17.182HS643
2ライコネンフェラーリ1:17.221+0.039HS286
3アロンソマクラーレン1:17.784+0.602HS263
4リカルドレッドブル1:18.047+0.865HS364
5サインツルノー1:18.092+0.910HS444
6マグヌッセンハース1:18.360+1.178SS381
7ガスリートロロッソ1:18.363+1.181HS452
8ハミルトンメルセデス1:18.400+1.218US456
9グロージャンハース1:18.412+1.230US314
10ボッタスメルセデス1:18.560+1.378US584
11ヒュルケンベルグルノー1:18.675+1.493HS351
12バンドーンマクラーレン1:18.855+1.673HS336
13ハートレートロロッソ1:18.949+1.767HS370
14オコンフォース・インディア1:18.967+1.785HS372
15ルクレールザウバー1:19.118+1.936HS375
16シロトキンウィリアムズ1:19.189+2.007S354
17エリクソンザウバー1:19.244+2.062HS411
18クビサウィリアムズ1:19.629+2.447SS122
19ペレスフォース・インディア1:19.634+2.452HS317
20フェルスタッペンレッドブル1:19.842+2.660S419
21ストロールウィリアムズ1:19.954+2.772S343
22マゼピンフォース・インディア1:25.628+8.446M22




各種データ

2018 F1 testing round-up and comparisons with 2017 F1 testing


去年のシーズン前テスト総合結果
https://twitter.com/F1/status/840285284822601730






(※アロンソがテスト終了直前に好タイムを出す)

McLaren fan 1
アロンソが1分17秒9だ! 2位だ!

McLaren fan 2
行けーアロンソ!

マクラーレン頼む、僕の心臓をもてあそばないでくれ。

アロンソーーーーー!

マクラーレンの表彰台への期待が帰ってきた!

僕はずっと信じてたよ!(いや、嘘だ)

1分17秒7だ!

(※さらに1分16秒台を出すも、シケインカットで抹消される)

シケインカットかよ!! アロンソはいかさまだ。

McLaren fan 3
いやああああああああああ

McLaren fan 3
真実と言うにはできすぎていた・・・。 🙁


ともかく、1分17秒7でも僕の予想よりは良かった。今はこれで満足するよ。

マクラーレンがポンコツだと・・・? 今日はルノー勢の最多周回と最速ラップだ。マクラーレンアンチ涙目だな。

これまでのマクラーレンファン「テスト中のラップタイムに意味は無い」


今「マクラーレン2位! 行けー!」

僕に言わせれば、


1週目のマクラーレンファン「テストなんて何意味だ」


2週目+トラブル複数回発生後のマクラーレンファン「テストは全てだ! マクラーレンは永遠に終わりだ!」


今「よし! このラップタイムなんだからマクラーレンは素晴らしい! ・・・でもテストには何の意味も・・・、いや、そんなことはない。理性よ飛んでいけ」

McLaren fan 4
はい。





Williams fan 1
え! ウィリアムズが最下位か。


なんか・・・瀉下薬買ったのを思い出した。

ウィリアムズは壮大な三味線リサイタル中なんだよ。

Williams fan 1
弦が張られてない以外はそうだね。

うん、じゃあエア三味線だ。

このテストでメルセデスは1000周した・・・。

何のトラブルも無く?

その通り。

ベッテル1人でマクラーレンより周回したのか。

「P1 セバスチャン、P1」

ガスリーは本当に印象的だ。

Honda fan 1
ホンダのパワーユニットはここまで良い感じだ。レッドブルが来年ホンダにスイッチすると思う人はいるかい?

トロロッソ・ホンダで今と同じような性能を維持できれば、僕はほぼ決まりだと思う。

ホンダはパワーユニット1基で7.5レース分を走破した。

良くやったぞホンダ。後は性能面のアップデートが1、2回あれば、凄く良い感じになりそうだ。

またしてもホンダは1チーム供給の辛さを味わったが、1チーム当たりの周回数では2位だった。


857周/チーム メルセデス
822周/チーム ホンダ
803周/チーム フェラーリ
726周/チーム ルノー


面白い事実:悪天候と完全に無駄になった3日目があったにもかかわらず、去年と比べてメルセデスは-111周、フェラーリは-51周で済み、ルノーは+351周、ホンダはたった1チームで397周も多く走った。


つまり、信頼性は全体的に上がっていて、どのチームが一番向上したのかも分かるということだ。

僕の頭の中の宇宙でエリック・ブーリエ(※マクラーレンのレーシング・ディレクター)が言っている。


「良好だ。これがテストを行う理由だ。我々は信頼性についての膨大なデータを収集した。これによって、アロンソが日曜日に使う帰りのフライトの予約がどれだけ早い時間なのか、彼がマクラーレンを去った後に代わりのドライバーを探す時期がシーズンのいつ頃なのかを予測することが可能になる」

「我々は25週目を終えた段階でエンジンがブローする落胆に備える必要がある」


僕はブーリエの声すら聞こえるよ。爆笑

テストももう終わりだから、各テスト日に書き込まれたコメントを注意深く分析した上で、2018年のF1シーズンの正確な予想をしてみた。


メルセデス:
2021年までチャンピオン確定。ボッタスは全レースで全車を周回遅れにする。ハミルトンはそれをさらに周回遅れにする。トト(※ウォルフ:メルセデスのマネージング・ディレクター)は、その間もフェラーリと僅差の勝負であると主張し続ける。


フェラーリ:
シーズン前半、ベッテルは素晴らしい努力を重ねるが、ついにフェラーリがゴミであることに気付き、ハースに移籍する。ライコネンは代わりにやって来たドライバーに華々しく負ける。


レッドブル:
2人のドライバーは簡単にフェラーリを倒すが、性能バランスを完全に崩壊させたメルセデスには接近できない。2人揃ってドライバーズ・チャンピオンを逃した後、レッドブルはその事でFIAを訴える。


ハース:
マグヌッセンは定期的にフェラーリの2人を破り、本家に果てしない不満を溜めさせる。グロージャンはフェラーリの2人に向かってブレーキングをすることで、本家に同じ思いをさせる。・・・ベッテルにシーズン途中で押し出されるまでは。グロージャンは泣き言を言いながらも、フェラーリで数度の表彰台を掴む。


マクラーレン:
世界レベルのドライバー2人を擁し、表彰台だけでなく優勝まで争うも、マシンが爆発するか、右コーナーの度に左に曲がっていくという不可解な現象によって結果を残せない。ピットストップ中、メカニックが右リア用のタイヤを全てのホイールに装着するというミスを起こした後、アロンソはついにF1を引退する。明らかに呪われたアロンソのマシンの交換要員として唯一名乗りを上げたのは、パストール・マルドナード(※元F1ドライバー)だった。


トロロッソ:
2人のドライバーの堅実な走りによって、チャンピオンシップ4位を獲得する。ハートレーはモナコGPで優勝した後にインディアナポリスへの短期旅行を決め、同日のインディ500でも優勝する。


ウィリアムズ:
2018年のマシンはまさに珠玉だった、かどうか。所属ドライバーは2人揃ってタイヤ、戦略、レースに対する理解が不足していたため、それを確かめることは不可能だった。ストロールの父がチャーリー・ホワイティング(※FIAの重役)に賄賂を渡そうとして(「ランス以外全員を失格にしてくれ!」)捕まった後、クビサがストロールの代役としてシーズン終盤の2レースを走り、共に優勝する。


フォース・インディア:
ペレスとオコンは全く同じ競争力で、互いにレース5位を争う。時にはゴールインがあまりにも近すぎて、写真でもどちらが先か判定できないこともある。互いに寸分の狂い無くクラッシュし合った結果、マシンとドライバーが融合してそれぞれ1つの存在になる。


ザウバー:
とても良い結果を得ることもあったが、数レースを終えた後でカラーリングを変えさせられ、獲得したポイントをウィリアムズに加算することになる。


ルノー:
フランスのチームは素晴らしい進歩を見せる。サインツはいくつかの表彰台を獲得し、ヒュルケンベルグはいつもその前を走っていたが、4位より上に行きそうになると毎度不可解な現象に見舞われてレースを完走できず。マニクールではポールポジションを獲得し、表彰台獲得の最大のチャンスを迎えるが、スタート直後の1コーナーでフェラーリとマクラーレンに挟まれてリタイヤする。グロージャンとマルドナードはお互いに罵り合う。


記事をお読みいただきありがとうございます。
テストが終わった一山超えた感で更新作業もなかなか進みませんでしたが、何とか終わりました。


今年は何といってもトロロッソ・ホンダがいますから、チャンピオンシップが初戦で決着してしまうようなことがあったとしても、楽しんで見ることができそうです。


シーズン入りまでの間でも、注目が集まっている話題があれば引き続きご紹介していきたいと思います。


参照元:Reddit https://goo.gl/RhE2t9 https://goo.gl/jXaESw https://goo.gl/QEiL1H

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事



  • コメントIDは日替わりです。

    10 コメント

    1. 管理人さん、こんばんわ、更新ありがとうございます!そして、お疲れ様でした。
      翻訳&テストデータの提示、興味深く読ませていただきました。
      掲載データ参考にセッティングの違いを最高速とコントロールライン通過速度の差で比較してみました。
      ★テスト2 
      ドライバー(チーム) / 最高速-CL通過速度 / (PU)
      ストロール(ウイリアムズ)   315.7-285.7=30.0km/h(メルセデスPU)
      バンドーン(マクラーレン)      315.7-283.4=32.3hm/h (ルノーPU)
      ベッテル (フェラーリ)        327.2-291.8=35.4km/h(フェラーリPU)
      マグヌッセン(ハース)        324.3-287.2=37.1km/h(フェラーリPU)
      ガスリー(トロロッソ)          324.3-287.2=37.1km/h(ホンダPU)
      ハミルトン(メルセデス)        324.3-284.9=39.4km/h(メルセデスPU)
      ボッタス(メルセデス)     332.3-290.3=42.0km/h(メルセデスPU)
      ペレス(フォース・インディア) 330.2-287.2=43.0km/h(メルセデスPU)
      フェルスタッペン(レッドブル) 327.2-284.2=43.0km/h(ルノーPU)

      ★テスト1 最終日
      ドライバー(チーム)/最高速-CL通過速度/(PU)
      フェルスタッペン(レッドブル) 38.2km/h(ルノーPU)
      ストロール(ウイリアムズ) 40.1km/h(メルセデスPU)
      アロンソ(マクラーレン) 41.6km/h(ルノーPU)
      ペレス(フォース・インディア) 43.2km/h(メルセデスPU)
      ベッテル(フェラーリ) 43.2km/h(フェラーリPU)
      ハミルトン(メルセデス) 45.3km/h(メルセデスPU)
      マグヌッセン(ハース) 51.5km/h(フェラーリPU)
      ガスリー(トロロッソ) 50.6km/h(ホンダPU)

      メルセデスはテスト1、テスト2でダウンフォース増減ほぼ無い感じですね。(三味線弾いてますね)
      一方でハースとトロロはテスト序盤はレスダウンフォースでテスト後半に向けてセッティング煮詰めていったんだなという感じです。
      ガスリーとマグヌッセンを比較するとホンダPUはフェラーリPU並みなんじゃないの?って気になっちゃいます。
      長文失礼しました。おやすみなさい。

    2. 最終日、トロロッソはタイムアタックに入る前に終了しちゃいましたね。
      仮にエンジンに限界か何かの予兆が出たのなら、テストであぶり出せて良かったと見るべきか。

    3. 結局、枕は最後まで気温13度?辺りを超えると完走さえ怪しまれる有様でしたね。
      他チームでは壊れなかったルノーPUを二度も壊した事実の前には二番手タイムも霞んで見えます。
      そのタイムでさえも、実力者であるアロンソが得意とするコースで気温の下がった夕刻、
      路面は新舗装された状態という極めて限定的な条件下で、新人ガスリーを僅かに0.5秒上回る程度。
      タイムに固執していたのは恐らく枕だけですし、実しやかに囁かれる「一発の速さ」という定評にも
      疑問符が浮かびます。このままじゃ満足に完走もできないし、その他の不安要素が多すぎる。
      予選は頑張れても、本戦では排熱問題と遅すぎるピット作業でジリ貧となり順位も下げてリタイア、
      トップ3は愚か中段上位でさえ危ぶまれる、そんな既視感を覚える光景しか浮かびません。

      開幕戦には「現在抱えてる“小さな”問題を解決した新しいマシンを用意する」的な発言もあるので、
      素人の杞憂を吹き飛ばし名門の復活を今年こそ目の当たりにできる事を願います。トロロッソを応援する傍らで。

    4. 皆さんコメントいただきありがとうございます。

      最高速度の差のデータも興味深かったです。
      ハースとトロロッソが同じような推移だったとは知りませんでした。
      1週目に333km/hも出た時に、ダウンフォースを削る必要は無いと確信できたのでしょうか。
      ハースはかなりの速さを見せていますし、それと一緒に上がっていけると良いですね。

      テスト終了直前にPUにトラブルが出たのは良かったと思います。
      エラーの出ないテストはテスト方法が悪いと言われるくらいですしね。

      アロンソの最終アタックのタイムはマシンのピーク性能なのか、故障上等の限界越えなのか、ちょっとずるしているのか、判断に困ります。

    5. 管理人さん、お疲れでーす。
      本スレ最後のコメント、大作ですねw
      特にフォースインディアの
      >互いに寸分の狂い無くクラッシュしあった結果、マシンとドライバーが融合してそれぞれ1つの存在になる。
      に笑いましたw

      個人的にはトロロッソのタイムが期待はずれでした。
      シャシーの基本性能で、ある程度今シーズンのポジションが見えてしまうので、そう意味では
      ホンダの伸びに期待したいですね。
      とりあえず、ホンダもこれでやっとスタートラインに立てた感じがするので、今シーズン楽しみです。
      広告配信始まったらポチりますのでw更新よろしくお願いしまーす。

    6. みなさんコメントいただきありがとうございます。
      トロロッソ・ホンダが日本のモータースポーツを盛り上げてくれたら良いですね。

      本文の最後のコメントはぱっと見より大分ボリュームがありましたが、海外らしいユーモアを感じました。

      公式情報では2週目のトロロッソは2日目と3日目に324.3km/hまで出ていますね。

    返事を書く

    コメントを入力してください
    名前