2019年のF1第4戦アゼルバイジャンGPが、バクーの市街地コースで始まりました。
最初の走行機会であるフリープラクティス1(FP1)は、コース状況の問題で早々に赤旗終了となりました。

FP1が始まって10分ほどが経った頃、ウィリアムズのラッセルが直線を走行中に突然マシンが突き上げられ、破片を撒き散らしてストップしました。
原因は市街地コースならではのマンホールのフタ。固定がしっかりしていなかったためにF1マシンの空力で吸い上げられ、フロアに衝突したのでした。

走行不能になったマシンはクレーン車に載せられてピットまで運ばれることになりました。
しかし、今度はクレーン車がコース上を横切る橋桁に接触、油圧のラインを切ってウィリアムズのマシンにオイルの雨を降らせてしまいました。

海外のF1ファンはこのドタバタ劇をどのように見たのでしょうか。



ラッセルのマシンにマンホールのフタが衝突する



FP1よ、安らかに眠れ……。

現実は時に残酷だ。これはどのチームにも起こり得たことだけど、パーツ作りに苦労しているチームに起こった。

(※ ここ数年のウィリアムズはマシンに競争力が無く、スポンサー収入や配当金が減って苦しいチーム運営となっています)

まだレースは始まってもいないのに、このコースは既に人々の1日を台無しにしようとしている。バクー: エージェント・オブ・カオス。

一番まずいチームが食らってしまった。ウィリアムズのスペアパーツ事情はどうなのかな?

シャシーもダメージを受けているかも知れない。不運すぎる。

クレア (※ ウィリアムズのチーム代表) がインタビューで3台目のシャシーを使うかも知れないと言っていた。まだ全てを失ったわけじゃない。

待った、ウィリアムズに3台目のシャシー? だったらなぜロバート (※ クビサ) はフロアが壊れたマシンに乗っているんだ?

3台目のシャシーはクビサが使っているやつより酷いのかも。

WELL DONE, BAKU. (※ 「よくやった、バクー」。初開催の時にコース脇に出ていた、ちょっと不思議な広告文)

WELD ONE, BAKU. (※ 「それを溶接しろ、バクー」)

ONEじゃなくて300はあるぞ。

ラッセルのマシンを回収したクレーン車が橋桁に衝突する



クレーンからオイルが漏れてマシンに降りかかる



ハハ、何が起こってるんだ? あっという間に酷いショーになってしまった。

ウィリアムズのピットは、僕らが間もなく発見する陥没穴の上に建っているに違いない。

何なのこれ……。

誰かが躓いて他の誰かの顔面にパイをぶつけてしまうのを待っている。

バナナの皮に乗って階段を滑り落ちるのも。

スライドホイッスルの効果音付きでね。

これはウィリアムズとF1が仕組んでるな。お金を全部出してもらって、新しいマシンを手に入れるんだ。 (皮肉)

無料のフロービズってやつか。

フロアの損傷と引き換えだ。

(※ フロービズは空気の流れを見るために空力パーツに塗る特殊な塗料)

油圧系のオイルはヤバいぞ。何にも垂らしたりしたくはない。

このオイルはダメージあるの? ただ手間が増えるだけ?

油圧系のオイルは腐食性だ。多分、降りかかった部分の塗装は駄目になった。

マシンにオイルの雨が降ってさらなるダメージを与えた可能性を考えれば、FIAはウィリアムズのパーツ使用数に例外を適用すべきなんじゃないか。レギュレーションでどうなっているかは分からないけど、ウィリアムズの状況からすれば、どのチームも反対しないと思う。

正直言って、あんまり気にする事じゃないと思う。グリッドペナルティは、19位と20位だったウィリアムズを19位と20位にするだけだから。

NetflixのF1ドキュメンタリーにネタを提供するために全力だな。

ラッセルが高速で走っている(V8サウンドを挿入)

突然の大きな爆発音、ゆっくりとした回転ズームで衝突の瞬間に切り替わる

ステアリングをわずかに修正するラッセル

過剰なスキール音

ラッセルに無事かどうかをたずねるエンジニア

数秒の完全な無音

再度無事をたずねるエンジニア

大体合ってる。

F1サーキットでクレーン車を運転することの危険さを語る音声と大げさなBGMを流しながらのリプレイ映像を見るのが待ちきれない。

「トラックドライバー、ケビン、大丈夫か?」

(ドラマチックな沈黙)

「ケビン、大丈夫か?」

(さらにドラマチックな沈黙)

「ああ、大丈夫。大丈夫だ」

「死ぬのは怖くないよ」 (橋桁に衝突するクレーン車の映像を10本流しながら)


ラッセルのマシンは修復に時間がかかりそうですね。
ウィリアムズにすれば泣きっ面に蜂で全く笑えない出来事だったわけですが、おかしなトラブルが立て続けに起こったせいで何かのコントのようでした。

NetflixのF1ドキュメンタリーについては、日本でも海外でも概ね高評価だったと思います。
演出についてのジョークを見て、海外番組特有のこってりした演出が目に浮かぶようです。

お読みいただきありがとうございました。

参照元:Reddit https://redd.it/bhkaak/ https://redd.it/bhkca0/

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事

  • RSS 外部ニュースサイトの新着記事



  • コメントIDは日替わりです。

    9 コメント

    1. ルクレールは通過した後にマンホールのフタが浮き上がってたけど、ラッセルは直撃された。
      勝つドライバーってこういう運も引き寄せるもんだよね。
      今回はルクレール初優勝かな。

    2. 皆さんコメントありがとうございます。
      他の映像ではラッセルのマシンの中心がマンホールのほぼ真上を通過していたようだったので、タイヤでめくったというよりは空力かなと思いました。
      ただ、空力でマンホールはめくれないと言っている専門家もいるようですね。

    3. オッサンが普通に持って戻してたから、蓋は大して重くないんでしょうね。
      仮に重量30kgならたった300Nで浮いてしまう。
      直径60cmとしたら、面積は0.3m2くらいだから、たった一キロパスカルの気圧差が有れば浮く。百分の一気圧。

      そりゃダメだろー。

    返信する

    コメントを入力してください
    名前