ホンダのパワーユニットを使用しているレッドブル・レーシングが、所属ドライバーであるピエール・ガスリーを姉妹チームのスクーデリア・トロロッソに降格させ、入れ替えでトロロッソのアレックス・アルボンを昇格させることを発表しました。発表の内容によれば、アルボンは今シーズンの残り9戦をレッドブルで戦い、その目的はアルボンの能力を評価し、情報に基づいた判断によって来年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトを決定するためだとしています。


レッドブルは昨シーズン末、所属ドライバーの一人だったダニエル・リカルドを予想外の移籍で失いました。代わりに昇格させたのが、去年がトロロッソでのF1フルシーズン参戦1年目だったガスリーでした。

トップチームへの早すぎる昇格を不安視するF1ファンも少なくありませんでしたが、ガスリーの昇格後の不振はそれ以上のものでした。シーズン前テストでは二度もクラッシュを喫し、シーズンが開幕してからも一向に調子が上向きません。チームメイトのフェルスタッペンが2勝する一方で、ガスリーは表彰台に上がることもなく、前半戦を終えて獲得したポイントはフェルスタッペンの3分の1程度に留まりました。

レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーや、ドライバーの人事権を握るヘルムート・マルコは、一貫してガスリーはシーズン終了までレッドブルで戦うだろうと発言してきました。しかし、今回のガスリー降格が発表されます。
代わりにトロロッソから昇格するだろうと大方のF1ファンが予想していたのはダニール・クビアトでした。クビアトは25歳、一時はレッドブルに昇格していたこともある経験豊富なドライバーです。しかし、発表されたのはF1参戦1年目のアルボン。ガスリーよりさらに短い、半年のF1経験でトップチームに昇格することになりました。

状況としては必然であり、望まれてもいた、しかし予想とは異なる今回の交代劇。海外のF1ファンはどのように受け止めたのでしょうか。



なんてこった。マジでやったのか。

ガスリーよ、安らかに眠れ。

トロロッソに戻るんだよ。そこで自信を取り戻せることを祈る。

難しい道のりだと思う。クビアトは2年も苦しんだから。

それがルーキーにプレッシャーを掛けすぎたときに起こることだ。クビアトがもっと長くトロロッソにいられたら、リカルドの代替として相応しくなっていたのかも知れない。

当時のレッドブルは誰かを選ぶ必要があった。ベッテルが2014年限りで去ることになったからね。そうでなければ、クビアトはトロロッソでもう1年過ごしていた。

そして、今年のレッドブルも誰かを選ぶ必要があった。リカルドが去ったから。
確かにレッドブルは人事を急ぎすぎる面はあるけど、彼らにはほとんど余地が無かった。それに、彼らには育成システムがあるから、外からドライバーを持ってくることもできないんだよね。

僕はアレックス (※ アルボン) を後押ししてきたけど、今回も早すぎるんじゃないかと心配している。 ;/

ほぼ確実に早すぎるけど、彼なら乗り越えられるかも知れない。

最高クラスのドライバーたちは乗り越えてきた。アルボンが十分なドライバーなら、マックス (※ フェルスタッペン) と渡り合えるだろう。

アルボンが渡り合う必要は無いよ。レッドブルの速いサーキットでフェラーリのポイントを削る。マックスをサポートしてメルセデスとの1対2を防ぐ。今シーズンにすべきことはこれだけだ。

アルボンがそれを実行できて、それを足がかりに来シーズン成長できれば、彼の未来は明るい。

スパでメルセデスの2台がクラッシュしてアレックスが優勝する前に予言しておく。

ガスリーが降格する度にアレックスが優勝する。どこかで聞いたような。

(※ 過去にクビアトが降格するとフェルスタッペンが優勝する、という流れが2回ありました)

> 今回も早すぎるんじゃないかと心配している

同感だ。アルボンがF1でレースしたのは12戦、初めてF1マシンに乗ったのは今年のシーズン前テストだ。
レッドブルはアルボンの準備が整っているかどうかの確信を得るために、アルボンから何かを見出さなければならないんだ。

それか、クビアトを昇格させるにはレッドブルのプライドが高すぎるのか。

クビアトはレッドブルにとって最適なベンチマークだ。ルーキードライバーがクビアトにどう対抗するかを見るために、クビアトはトロロッソに留め置かれるだろう。そのルーキーがクビアトに匹敵するなら昇格させるんだ。

「このルーキーの能力はどんなものか」を測るドライバーとしてレッドブルのエコシステムに保持し続けるために、クビアトを大きく昇給させる可能性はあると思う。

こうなることを恐れていたんだ。アレックスにとって時期が早すぎないことを祈るよ。

アルボンは十分根性がありそうだし、乗り気だと思うよ。

加えて、ガスリーがセットしたバーの高さはリンボーダンスのプロレベルだし……。

今シーズン中は安泰だったガスリーのシートもこれまでか。

レッドブルはガスリーのシートを物理的にトロロッソのマシンに移植するんだろう。

コーヒー吹いた。

公平を期すと、レッドブルはこの件をプロの政治家のように扱ってきた。

「我々 の意図 は、レッドブルでピエールの今シーズンを終えさせることだ」

同意する。マルコは法学博士だからね。

クビアトを昇格させない唯一の理由は、そもそもクビアトを降格させたのはマルコで、しかも彼はプライドが高すぎるということだ。
この考えを変えることはできないぞ。

それ絶対合ってるよ。マルコはクビアトがレッドブルに乗ることは二度と無いと言っていた。

合ってるかも知れないけど、むしろ来年に向けての選考会の意味合いがあるようだよ。 (※ 後略)

レッドブルはガスリーにはまだチャンスがあるって言ってなかったっけ?

ガスリーは今シーズン中はレッドブルにいるって言ってなかったっけ……。

マルコが「あれは嘘だ」と発言しました。

次のニュースです。水には水気があります。

(※ 後者と同じくらい前者が当たり前のことだという意味)

ホーナー「ピエールはどうしたの?」
マルコ「放してやった」(強いオーストリア訛り)

(※ 「あれは嘘だ(I lied)」も「放してやった(I let him go)」も、映画コマンドーのセリフ。そしてセリフの主であるアーノルド・シュワルツェネッガーは、マルコと同じオーストリア出身)


翻訳元のスレッドには3000件以上の書き込みがありました。一つの話題を伝えるスレッドの書き込み件数としては桁違いです。衝撃の度合いが見て取れます。

ガスリーよりさらに早いアルボンの昇格には、お祝いよりも不安の声の方が多くなっています。ただ、レッドブルは今回の昇格が評価目的であると明確にしているので、今年が本採用だったガスリーとは異なり、アルボンが前向きに取り組みやすい環境作りはしていますね。

これでレッドブル系の現役ドライバー4人全員がレッドブルでの走行経験を持つことになります。今回の昇格からは漏れてしまったクビアトですが、レッドブルの発表を素直に受け取れば、まだクビアトにもチャンスは残されています。「あれは嘘だ」とならなければの話ですが。

お読みいただきありがとうございました。

参照元:Reddit https://redd.it/cpafk4/

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    7 コメント

    1. 結局、ガスリーは状況に振り回されていただけですね。確かに気の毒だと思います。
      でも、どんな競技であれ上に行けば行くほどそういう不平等な世界が広がってるもんです。
      実力と結果が全ての厳しい社会は裏返せば実力と結果が伴えば返り咲く事も可能な訳ですし
      ガスリー選手には更なる奮起を期待したいですね。最近の不甲斐ない結果への批判もありますが
      バーレーンでの入賞には本当に救われましたし、このままで終わって欲しくはないなぁ。

    2. セナにしろシューマッハにしろ、どの車に乗せてもコンスタントに他者よりポテンシャルを引き出していたからなぁ。
      それができない人には、何度乗せて慣れさせても、できないものはできない可能性が高いんだろう。
      そういう意味で今回はクビアトよりアルボンを選択して試してみたかったんじゃないかな。

      ただ、ガスリーはシーズン前テストのクラッシュあたりでイップスになっていた可能性もあって、バトル時なんかに手が縮こまってミス連発とかしていたのかもしれないけど。

    3. 衝撃的なニュースではあったものの、冷静に考えるとこれはこれで良い策だと思います。
      アルボンのパフォーマンスを見極めるだけでなく、ガスリーのパフォーマンスを冷静に分析するための材料として、
      クビアトと互角のパフォーマンスを発揮しているルーキードライバーと比較するのは効果的でしょうし、
      ガスリーにとっても好転の良いきっかけになる可能性もあるでしょう。(逆の可能性もありますが・・・)
      あとは、昨年のトロロッソマシンと今年のレッドブルマシン両方を知るガスリーはトロロッソにとって良いレビュアーにもなりますね。

      しかし、マルコ博士のキャラはぶれないですね。
      「有り得ないけど彼ならやりかねない」と思ったことは大体実行してくる・・・。

    4. 皆さんコメントありがとうございます。
      現役ドライバー全員のレッドブルでの走りを見るというやり方は、とても理に適っていると思います。
      今シーズンのコンストラクターズ2位を取りに行くならクビアトの方が堅実ですが、これも来シーズンのためと割り切ったんですね。
      レッドブルとフェルスタッペンの来年への意気込みは相当なものを感じます。

      ガスリーにはかつてのクビアト同様に放出コースが残っていて、楽になったとは言い切れないですね。
      トロロッソでは1ポイントが重いですから、去年のバーレーンGPのように、どこかで大量ポイントを獲得できるかどうかが鍵になりそうです。

    5. 悪くない。結果として、レッドブルにはピエールと、クビアトと、アルボンの3枚のカードが残って、どれを切っても良いことになった。好調なドライバーを乗せればいい。めちゃ切磋琢磨すると思う。

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